人生3.0

ADHDの具体的な手法と解説

ADHD向けどうすればいいかをまとめるサイト

ADHDとメモ帳は大き目の単語カード(情報カード)がおすすめ

こんにちは人数の多い中小企業に正社員と入社して一年、周りとの歩調も合わずなぜかトラブルに巻き込まれることの多かった私です。

 

ADHDの人はメモが必須と書いてあったのですが、なぜかメモ帳を買ってもモレスキンに浮気してもうまくいきません。ただそれはメモの取り方と、メモを取った後に整理するツールが足りてないのでした。

 

まずメモ帳には制約があります。ページが切り離せないこと。切り離したとしても別のノートにまとめなおすなんて言うのも難しいですし。そのまま時系列で残しておけば、必要な時に必要な情報を取り出せず、もし過集中してしまったときに、何か別のことを忘れてしまいます。

 

自分の特長を考えると、やりたいことを一つ思い浮かんだら、それを達成するためのタスクは無限大に広がり情報爆発し、脳内メモリのキャパオーバーになります。だからこそ忘れないうちに手を付けて行動を始めるのですが、それが完了することなどなく、忍耐が必要だったりするわけで継続しませんでした。 

 

そこでメモを取るのはいいけどその後どうやって行動に反映すればよいのかを真剣に考えました。そこで一つネットの波のなかで見つけた情報は ADHD患者は「実行(遂行)機能障害」があるという一文でした。

adhd-guide.info

上記サイトによると実行機能とは

 

  1. 取りかかる力:優先順位をつけて取り掛かる
  2. 焦点化する力:目標に集中し、維持をする
  3. 努力する力:集中し、その維持に力を注ぐ
  4. 感情を抑制する:欲求不満を自己管理する
  5. 記憶する力:ワーキングメモリー(作業記憶)を活用
  6. 行動する力:自己客観視し、そこから実行に移せる力

 となっています。

自分のことを考えると物事に取り掛かる際には、優先順位などは考えず頭に浮かんだ順で物事を処理していました。つまり、取り掛かるもののタスクを洗い出して計画検討を行い優先順位を決めるという動作ができないのです(脳内でやってもわすれるのです)

 

では取り掛かる前に優先順位を決めるためには 現在すべきタスクの一覧と思いついたやりたいことを記録するものが必要になってきます。 これを1枚のメモ帳に書くと終わったもの思いついたものがごちゃごちゃしてきてしまうというのが今までのメモに対する悩みでした。 

では単語カードにやりたいことを思いついたら書き出し、いったんプールする作戦を思いつきました。1枚のカードに1つのタスクを書き込みます。

 

後からなぜそれをやらないといけないのかという重要性について判断がつかなくなるため、やりたいと思った理由を書いておきます。

さらにさらに、ADHDの特性として遅延報酬を嫌うというところから、長期目標に対してはタスクを分割し、そのタスク一つ一つに報酬をつけることにしました。

この報酬というのは何でもよいのですが、私の場合甘い飲み物を飲むのが好きなので、これを単純に報酬としました。実際にはタスクの達成後、また思いつきで別のことをするというストールしてしまうのを防ぐ働きがあります。

 

そうやって試行錯誤して生まれたのが、このアイディアカードになりました。

リングで止めているだけなので、必要な時にすべて並べたり優先順位をつけるのに役立っています。

アイディアの実行中にストール(別の作業に流れてしまう)ことを防ぐためのメモ(アンチョコ)が必要なこともわかりました。

実行前、実行中、実行後にどのようにふるまうかというフレームワークの作成に成功しました。

このようなメモカードを用意することで、爆発する情報をうまくまとめ且つ整理しやすい情報カードがおすすめな理由です。